2009年12月26日土曜日

進化は始まっている 未来は今である


16人のスタッフのうち 7人が iPhone ユーザーという、ちょっと異様な STYLEBOOK チームですが、使い方もアプリケーションもバラバラ。それぞれの人がそれぞれの iPhone 観を持っています。今回の企画「手のひらの中の未来 〜 iPhone アプリケーション」はそんなところからスタートしました。

取材でうかがったのは、「大辞泉」がバージョンアップしたばかりの小学館。iPhone/iPod touch を作品ガイドに使っている相田みつを美術館。iPhone アプリをきっかけにプログラムを書かないクリエイターやプロデューサーが世界に進出するのを手助けしているAppliya。全米一位のゲームを創ったパンカク。ARアプリに日本向けのコンテンツを提供するシステム・ケイ(Skype取材)。そして今回の企画のきっかけになる色々な刺激をくださった ITジャーナリストの林信行さん。

お話をきいて思ったのは、この iPhone アプリケーション開発に関わっている方たちが、とてもポジティブであるということ。

ものづくり力が落ちているといわれる今の日本で「アプリケーションを作ることで世界を良くしよう、世界の人を楽しませよう」という気迫が言葉の端々から伝わって来ました。

必ずしも iPhone ユーザーでない方が見ても面白くなるように、という意図もあり、放送ではうかがった話の半分も紹介できませんが、いずれここで追加報告をしたいと考えています。
次廣 靖(プロデューサー/ディレクター)