2009年2月3日火曜日

一粒だけで完結するのはもったいない

石田年弘(ディレクター)

日本人は欧米人に比べれば、チョコレートを食べる量はぐっと少ないそうです。
私自身も滅多に食べない。それは、チョコレートを食べると太るという幻想とチョコレートの種類が少ないからだと思う。
甘いのと苦いのと、白いのと、あとは中に何が入っているか、の違いだと思っていた。 しかし、今回の取材で、酸っぱかったり、辛かったり、もっと個性的な味がするものがたくさんあると知りました。 しかも、身体にも良い成分がたくさん含まれているそうです。 もう一つ私が持っていた誤解それは・・・和菓子なら、お茶が絶対に欲しくなる。けれども、チョコレートはそれだけで完結する。 確かにそれでも良い。しかし、コーヒー、紅茶、酒、他の物と一緒に楽しむことでもっと深く味わえるものだと、今回の取材でわかりました。 さらに驚いたのは、葉巻との組み合せ。これほどお互いのポテンシャルを高め、より深く楽しめる関係とは・・・ 音の良いバーで、ホッとする寛ぎのひとときを一粒のチョコレーと葉巻とちょっぴりの酒で、ホッとする寛ぎのひとときを過ごすのは相当おすすめです。 チョコレートをワインのテイスティングのようなつもりで・・・ チョコレートが口の中で溶ける時の鼻に抜けるカカオの香りを楽しむことを意識すれば、その奥深い魔力に気づけるような気がする。 甘い物をほとんど食べない私ですが、今後はチョコレートをもっと身近におこうと思います。 STYLEBOOK 「一粒の魔力 〜チョコレート」 2月7日(土)よる11時30分放送 再放送はありません。